9/19,20はFOMC会合でしたね。米国株は下落しましたね。
政策金利は据え置き、1回の金利上昇余地に言及
フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は据え置き、5.25%-5.5%で据え置きとなりました。
FOMCの見解は経済は堅調であると上方修正、雇用は鈍化しているが依然強いとの認識です。「金融政策への影響を注視し続ける」としています。
経済が堅調とは、具体的にはGDPの予想1.0%に対して2.1%に大幅に情報修正されたところです。景気が大きく減速しない見通しであるとしています。
FF金利は高く長く
パウエル議長は金融引き締めの効果はまだ十分ではない、追加利上げを判断する段階であり政策の決定はデータに基づいて行われると述べました。このFOMC後、長期金利は上昇、米ドルは上昇しました。これはインフレ対策の高めの金利を長期間継続すると見られたからだと考えられます。
FOMCのメンバー
FOMCのメンバーは12名で構成され、彼らの投票によって政策が決定されています。
ジェローム・パウエル(FRB理事・議長)
ジョン・ウィリアム(NY連銀総裁)
マイケル・バー(FRB理事)
ミッチェル・ボウマン(FRB理事)
リサ・クック(FRB理事)
オースティン・グルースビー(シカゴ連銀総裁)
パトリック・ハーカー(フィラデルフィア連銀総裁)
フィリップ・ジェファーソン(FRB理事)
ニール・カシュカリ(ミネアポリス連銀総裁)
ローリー・ローガン(ダラス連銀総裁)
クリストファー・ウォラー(FRB理事)