今月の暴落もようやく落ち着いてきました。
不安感も徐々に払拭され始め、株価ももどりつつあります。キャッシュポジションを増やしていると暴落はバーゲンに早変わりですよね。
キャッシュポジションとは
「現金持高」のこと、投資していない現金です。
投資計画に充てている資金のうち、何割かを現金で保持しておき、特定の銘柄が暴落した時にリバランスするための余裕資金です。
上昇基調だとついつい全額投資したくなってしまいますが、今回のようにドスンと下落したときに身動きが取れずにハラハラするだけの精神状態になって適切な判断ができなくなってしまいますよね。
何割をキャッシュポジションにするかは個人の投資計画に依存しますが、だいたい10~20%が適切な比率と言われています。
私も今回は20%のキャッシュポジションを使ってリバウンドに当てる計画です。
リバウンド狙いの銘柄
日経225のチャートを見ると先月から15%程度下落し、先週末16(金)から徐々に回復基調です。
昨年末までに16連騰という記録を伴う大きな上昇局面の調整も入っているでしょう。
ほぼ理由らしい理由のない下落だったのでこのまま回復すると考えて良いでしょう。
(Yahoo!ファイナス)
キャッシュポジションを多めに持っていると買いたくなる銘柄が沢山ですが、どれを買ったらいいのか悩みますよね。
チャートを見ると10~15%のリバウンドを狙えそうです。この目標数値はとても大切で、キャッシュポジションを投資に回したままにしないよう、売却ルールを決めておきます。
リバウンドの場合、もっと上がるのではないかと欲を出して調子に乗ってしまうとキャッシュポジションがゼロのまま、再度の暴落の時に痛い目に遭います。
後出しジャンケンでリバウンド狙いの銘柄
個別の株式を購入するのもよいのですが、ここは安全に銘柄を分散しつつ回復の波に乗りたいところです。
大幅に下落したのは特に中小企業の株式。
個別の株式を購入するのもいいのですが、個人的には株式よりも少し遅れて動きながら銘柄分散もしている投資信託を購入します。
下落率が多い投資信託「楽天ブル4.3倍」は内部的にレバレッジをかけているためハイリスク(ぶれ幅が大きい)投資信託。
大きくリバウンドを狙うならこれでしょう。
大きく値上がり、大きく値下がり、4.3倍動きます。
日々の基準価額の値動きが、わが国の株式市場全体の日々の値動きの概ね4.3倍程度となることを目指して運用を行います。
値動きが遅い銘柄で、かつレバレッジをかけながらリバウンドで大きく回収して、15%の利益が出たら再びキャッシュポジションに戻します。