基礎知識

下落で利益を得る

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先週は京都に出張でした。
3月にしては温かい日となり、平日日中は中国、韓国からの観光客で賑わい、目を引いたのは着物を着た華やかな女性達でした。
京都のホテル、旅行業者、飲食などの観光業はとても潤っていそうです。

さて、株式相場ですがニューヨークも日本も弱気になっていますね。
特に日本は日々ズルズルと下がっていますよね。

下落局面で利益を得るベア型ファンドについて説明したいと思います。

そもそもブル型、ベア型って何?

ブルとは

雄牛のこと、角が下から上を向いて突き上げる動作から価格の上昇のことを指します。

ブル型ファンドとは通常レバレッジがかかっていて基準となる指数の2倍、3倍の動きをします。

日経平均が5%上昇したら2倍の10%上昇。1倍は指数そのものなので普通にインデックスファンドと呼ばれます。

ベアとは

熊のこと、爪が上から下に切り裂く動作から価格の下落のことを指します。ブルと違うのは下落するとプラス、利益がでるような仕掛けになっているところで、レバレッジがかかっていることも同じです。ブルと対極となります。

どっちが強いの?

ベアの方が有利と言われています。

理由は、一般に価格は上昇するのは緩やかに、下落は急激に動きますのでベアの方が勝率が高いためです。

昨年は買う側の真理はいつも「もう上がりすぎでは?」とドキドキしながら買っていた人も少なくないのでは?

 

ベア型のデメリットは?

一般に手数料が高いものが多いことがデメリットと言えるでしょう。

日本の株式に連動するものについて、SBI証券で取り扱っている商品では

SBI-SBI 日本株3.7ベア
買付手数料 2.16% 信託報酬 0.9936%/年

楽天-楽天日本株トリプル・ベアIII
買付手数料 2.16% 信託報酬 0.9936%/年

日本トレンド・セレクト リバース・トレンド・オープン
買付手数料 2.16% 信託報酬 0.9936%/年

買付手数料で2.16%も取られてしまうこと、

信託報酬が年間 0.9936%と高いこと、

レバレッジがかかっていることから長期保有にも向いていません。

レバレッジについては、1,2日の短期では倍率にほぼ従いますが、組み入れ銘柄の性質上 中長期保有になると倍率通りのパフォーマンスが出ないことも知られています。

まとめ

みんなが心理的に不安になっているときにベア型ファンドを使ってみる

手数料が高いので場面は選ぶこと

長期保有はしない、あくまでも短期保有で

 

それではまた。

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