投資の用語で毎月、毎年 定期的に得る収入をインカムゲインと呼びます。
会社員なら給与収入もインカムゲイン。
給与所得が順調の伸びればいいのですが、残念ながら企業の収益は伸びていますが従業員に還元されていないのが実情です。
一方で、企業の収益は右肩上がりです。
「上場企業、4社に1社が最高益 今期最終 電機や商社が復活」 日経新聞
「リーマン・ショック後の企業業績」調査 東京商工リサーチ
つまり本当に利益を得ているのは経営層と株主なんですね。
そう、私達も利益を得る側である「投資家」になりましょう。
インカムゲインを増やす方法
高配当の金融商品、銘柄を選ぶ方法があります。
私が選ぶとしたら
・J-REIT インバウンド関連の不動産
・ETF 高配当 iシェアーズ 米国優先株式 ETF
・株式 JT、日産、電力会社など
・不動産投資 マンションやアパートです
・ソーシャルレンディング
です。
利率のレンジはだいたい5~9%/年くらいが相場です。
金利=リスクなので、リスクを許容してリターンを取りたい人は高めを狙い、減らしたくない人は低めを狙いましょう。
今日紹介したいのはその中でソーシャルレンディングです。
ソーシャルレンディングって何?
お金を必要としている企業に対して、中間事業者が個人出資者からお金を集めて貸し付けを行う事業のことです。
(SBIソーシャルレンディングサイトより)
お金を借りたい企業は銀行からお金を借りれば良いのですが、
審査通過が難くて借りられない、
銀行以外から借りたいというニーズを満たすサービスです。
利回りはだいたい5~9%程度です。
銀行の金利と比べると遙かに良いですね。
伸びているソーシャルレンディング
日本ソーシャルレンディングの市場規模は年々右肩上がりに伸びています。
2014年 143億円
2015年 310億円
2016年 533億円
2017年 1316億円
クラウドポート調べ
借りたい企業、出資したい人の両方が増えていると言えますね。
どこで申し込めるの?
国内で有名な事業者は
maneo
SBI ソーシャルレンディング
クラウドバンク
グリーンインフラレンディング(maneo)
LCレンディング(maneo)
などがあります。
他にmaneo系列の子会社がいくつかあります。
最初に始めるなら maneo、SBIソーシャルレンディング、クラウドバンクが案件が多くお薦めです。
投資案件の選び方
ソーシャルレンディングの案件は「少額出資」の名の通り、数万円から投資できます。
案件毎に最低金額の設定が異なりますが、3万円や5万円からというものが大半です。
そして案件はそれぞれ利回りが違います。
利回り=リスク
ですので、利回りが高い案件ほど万一の時に元金が目減りしたり最悪返金されない事態になります。
案件には、担保があるもの、保証があるもの、両方があるもの、無担保無保証のものがあります。
担保の有無
例えば土地やマンションの開発のように、仕入れた資産を担保にしている場合です。
運悪く開発会社が倒産した場合、担保となっている不動産資産を売却することで出資者に返金します。売却や整理のコストが発生するため全額は戻ってきませんが、ゼロにはならないでしょう。
保証の有無
中間に保証会社が入って、借り手が倒産した場合に保証会社が代わりに出資者に返金を保証するというものです。
担保や保証がつくと、リスク回避のためコストが乗ってくるので利回りが低下します。
無担保無保証は利回りが高いのですが万一の場合出資額が戻ってこない可能性があります。
自分のニーズに合わせて保証の有無、担保の有無を確認して出資する案件を選びましょう。
投資するときの考え方
投資の格言通り、「卵は同じカゴに盛るな」を守りましょう。
1つの案件の出資先は1社です。
利回りが良いからと言って1つの案件に全額つぎ込んでしまうのは万一の場合に大きな損失を出してしまうことになります。
案件を分散、そしてソーシャルレンディングの事業会社自体も分散して投資しましょう。
税金は?
税金、気になりますよね。
雑所得では無く配当収入と同じ扱いですので20.315%となります。
給与所得が多い人手も安心ですね。
お薦めした3社であれば自動的に源泉徴収してくれますので確定申告の手間を省くことができます。
まとめ
インカムゲインを作りたいなら、今ならソーシャルレンディングがお薦め
利回り5-9%程度が期待できる
案件は保証の有無、担保の有無を確認すること
maneo、SBIソーシャルレンディング、クラウドバンクがメジャーどころ
ソーシャルレンディングでも分散投資を